Tyrrell 020 HONDA(1991)
ティレル020ホンダ
シャーシとタイヤ、エンジン全てにおいてバランスを崩した悲運なF1マシン
1991年マクラーレンホンダはMP4/6に新型V12エンジンを搭載する事が決定したその為にMP4/5Bに搭載されていた
チャンピオンエンジンRA109E(V10)が中嶋 悟選手が所属するティレルに供給された
しかしこの020というシャーシは前年のティレル019と基本的に変わりが無くV8エンジン搭載の時はベストバランスだったのだが重く長いV10エンジンではリアヘビーで戦闘力は無かった
さらにタイヤライフが長続きしないピレリタイヤにも足を引っ張られた
実はこの020というマシンを10数年間追っかけていました、鈴鹿にあった頃のコレクションホールから栃木のコレクションホール、ファン感謝デーと走り回りどれだけ待ち続けていた事か・・・
その為このマシンを撮影する時感慨深かったです
ドライバーはステファノ・モデナとこのシーズンをもって引退した中嶋 悟選手
エンジン種類 水冷4サイクル72度V型10気筒DOHC4バルブ
排気量 3,498cc
最高出力 over 650PS / 12,000rpm
最高速度 over 300km/h
車両重量 525kg(Formula Weight)
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン、プッシュロッド
サスペンション(後) ダブルウィッシュボーン、プッシュロッド
タイヤはピレリタイヤ
最高位はカナダGPの2位
管理人メモ:ティレル020は記憶が正しければ中嶋企画とホンダが所有しているはずです
Tyrrell 020C YAMAHA(1993)
ティレル020Cヤマハ
3メーカーのエンジンを搭載した020系最期のシャーシ
F1参戦2年目の片山 右京選手がドライブした020C
しかし中嶋 悟選手がドライブしていた91年モデル020と基本的に同じマシンの為マシンバランスが最適化されず劣悪な操縦性のマシンになりました
今回022のカラーリングですが020Cを撮影出来ましたので写真を追加いたします
この020というシャーシはホンダ、イルモア(メルセデスのチューナー)ヤマハと3世代のエンジンを搭載
エンジンはヤマハ 3500cc V10を搭載、特徴のあるフロントウィングが目を引きます、この頃のマシンはみんな個性的でした
ドライバーは片山 右京&アンドレア・デ・チェザリスのコンビ
エンジンはヤマハ OX10A V型10気筒
排気量 3500cc
管理人メモ:カラーリングの違いはありますが020の基本は同じです