LOTUS HONDA 99T(1987)
ロータスホンダ 99T
時代を先取りしすぎたアクティブサスペンション搭載マシン
この年からホンダV6ターボエンジンがロータスにも供給された
このマシンの最大の特徴はF1史上初めて電子制御によるアクティブ・サスペンションを採用したことです
しかし実際には完成度が低く次の100Tではスタンダードなサスペンションに戻しました
アクティブ・サスペンションといえば92年のウィリアムズ・ルノーのFW14Bが有名です
当時の記録を見ると、「コーナーでは最大のダウンフォースを引き出す車体姿勢が得られ直線では最小の空気抵抗で走行が可能だった」現在はこの技術はレギュレーションで禁止されています
ドライバーはこの年からF1フル参戦の中嶋 悟選手とアイルトン・セナ、このマシンでセナは2勝、1ポールポジションを得て年間ランキング3位になりました
エンジン種類 水冷4サイクル80度V型6気筒DOHC4バルブギヤ駆動
排気量 1,494cc ツインターボ
最高出力 over 950PS / 12,000rpm
車両重量 540kg(Formula Weight)
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン、プルロッド
サスペンション(後) ダブルウィッシュボーン、プルロッド
管理人メモ:今となっては懐かしいキャメルカラーです、ちなみにこのロータス99Tはアクティブ・サスペンションが不調の為走行不可だそうです
LOTUS HONDA 100T(1988)
ロータスホンダ 100T
ロータス最期のターボエンジン搭載マシン、ロータスホンダ100T
1988年にロータスとジョイントしたホンダは87年チャンピオンのピケと中嶋 悟を起用する
前年の87年に日本人として初めてフル参戦ドライバーになった中嶋はセナとコンビを組む中嶋さんはジャン・アレジのチームメイトになったことも
最高位は3位でホンダパワーが生かせないシャーシでした
この年でロータスとの契約が終了
エンジン種類 水冷4サイクル80度V型6気筒DOHC4バルブ
排気量 1,500cc ツインターボ
最高出力 over 600PS
車両重量 540kg
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン
サスペンション(後) ダブルウィッシュボーン
管理人メモ:佐藤 琢磨選手によるデモ走行、1周目から踏み込んでませんか?