Dallare DW12(2012~)

ダラーラDW12 

カテゴリー:IRL(インディーカーシリーズ)

2012年から登場したダラーラDW12は、開発を担当していたダン・ウェルドンがレース中に死亡したことからシャーシ名に「DW」の名を入れたもので正式名称はダラーラIR-12(2018年からはIR-18エアロキット)

ダラーラDW12

DW12はエアロ関係を見直し13年から17年にかけてホンダ、シボレーが開発したエアロキットを装着しましたがシボレー勢の優勢のため18年から再びダラーラ製のエアロキットのワンメイクに変わりました
 
その為今回紹介する佐藤琢磨選手がINDY500で優勝したマシン2台の形が大きく違うのはホンダ製エアロと18年以降のエアロキットの差でシャーシはDW12となります

 
ダラーラD350

さらにエアロスクリーンを装着しているために見た目が大きく変わりました
これはダラーラとレッドブル・アドバンスト・テクノロジーズの共同開発で作られたチタン製フレームを持つ構造で17トンの衝撃にも耐える設計となっています
 

 
2020年現在エンジンを供給しているのはホンダとシボレーの2社で高いレベルでのイコールコンディションが維持されています
 
ちなみにこの2台はデモ走行できるように足回りの変更、小規模な改造はありますがインディアナポリスで優勝した本物のDW12で日本に移送されていますからチャンスがあればサーキットを走る姿を見ることができるでしょう
 
何と言っても佐藤琢磨選手はアジア人初のウィナーでそれも複数回となると史上20人目の快挙という記録を打ち立てました
 
 

Dallare DW12 HONDA:
エンジン:V型6気筒 ツインターボ
HONDA:HI20RTT
排気量:2200cc
最高出力:550ps~700ps /12000rpm(ブースト圧による)
 
全長:5123mm
全幅:1924~1950mm
全高:mm
ホイールベース:2985~3086mm
車両重量:745kg (ドライバー含む) 
トランスミッション:6速パドルシフト
 
 

管理人メモ:今回3世代のエアロキット(シボレー製を除く)の写真を撮りましたので見比べてみて下さいね

ダラーラDW12(第一世代)
ダラーラDW12(第一世代)
ダラーラDW12(第一世代)
ダラーラDW12(第一世代)
ダラーラDW12(ホンダエアロキット)
ダラーラDW12(HONDAエアロキット)
ダラーラDW12(ホンダエアロキット)
佐藤琢磨選手
ダラーラDW12(ホンダエアロキット)
ダラーラDW12(ホンダエアロキット)
ダラーラDW12(ホンダエアロキット)
ダラーラDW12(ホンダエアロキット)
ダラーラDW12(IR18エアロキット)
ダラーラDW12(IR18エアロキット)
ダラーラDW12(IR18エアロキット)
ダラーラDW12(IR18エアロキット)
ダラーラDW12(IR18エアロキット)
ダラーラDW12(IR18エアロキット)
ダラーラDW12(IR18エアロキット)

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