鈴鹿サウンドオブエンジン2018(2)
フェラーリの咆哮(ほうこう)とプジョーの雄たけび
今回のリポートではフェラーリサウンドを振り返ってみましょう
サウンドオブエンジン2018に登場したのはフェラーリF2005、フェラーリF10の2台、実はフェラーリF2005は初めて見ますし、F10に至っては3度目の正直でやっと走行シーンを見る事が出来ました
まずはフェラーリF2005から振り返るとしましょう
2005年に登場したこのマシンは3リッターV10搭載の最後のフェラーリです
デザインの特徴はフロントウィングに吊り下げられたサブウィングともいえる物、当時の空力規定の問題とはいえこんな処理しかできなかったんですかね?
しかしながらやっぱりサウンドは3リッターV10甲高い音を響かせてくれました
そしていよいよフェラーリF10の登場となりました
フェラーリF10は2010年に登場した2.4リッターV8エンジン+KERS
V8エンジンも官能的な音ではあるのですがV10サウンドと比べるとやはり音圧不足は否めません
それでもそこは設計年度の新しいF1マシン2008年以降の空力規定を消化していきそこそこ見れるデザインになっていますね
その後の段差ノーズに比べると健全なデザインですよね
動画では70年代のF1から2000年代のF1が迫ってくる比較映像となっています
そして今回のメインともいえるグループCカー、プジョー905
このマシンは1993年モデルでエンジンはプジョー3.5リッターV10を搭載
当時のF1レギュレーションと同じエンジンを搭載したグループCカーですのでエンジンサウンドは強烈の一言
ちなみに1994年にはマクラーレンプジョー(MP4/9)としてワークスチームとして参戦するのだが1年で契約を打ち切られるというシーズンとなりました
YouTubeチャンネルではこのマシン以外の動画もアップロードしています
自然吸気のサウンドは素晴らしいですね