ホンダRA271 (1964)

HONDA RA271

HONDA F1第一期の最初のマシンRA271

本来チーム・ロータスのシャーシを採用してエンジン供給のみを行うはずだったのだがロータス側の事情から急遽自社製シャーシを開発、製造する事となった
プロト・タイプのホンダRA270から発展したマシンで1964年西ドイツGPにデビューしたが途中リタイヤ

 
HONDA RA271
 

エンジンは1495cc V12で横置きというレイアウト1万2千回転から220馬力を叩き出す後方には3気筒づつまとめられたエキゾーストパイプが4本あり、ボディもホンダオリジナルで設計されたがエンジン重量209kgをささえる為最低重量を75kgもオーバーした
 
当時の2輪GPエンジンの技術を結集して超高回転型エンジンをデビューさせたパワーだけならトップクラスのエンジンだった
 
1500ccで220馬力って凄いですね、現在のF3がレギュレーション上2000ccで210馬力前後ですから脅威的な数値です
 
全長×全幅×全高 3,710mm×1,625mm×800mm
エンジン種類 水冷4サイクル60度V型12気筒横置DOHC
排気量 1,495cc
最高出力 over 220PS / 12,000rpm
最高速度 over 300km/h
車両重量 525kg
サスペンション(前) 上:ロッキングアーム
下:Iアーム、ラジアスアーム
サスペンション(後) 上:逆Aアーム
下:Iアーム、ダブル・ラジアスアーム
 
 

管理人メモ:本当はRA270というプロトタイプがあるのですが、現存しているかどうかは不明です

 
HONDA RA271
HONDA RA271
HONDA RA271
ホンダ RA271
ページの先頭へ