特別企画:予算別カメラの選び方

 低予算でサーキットイベントを楽しむ方法を園長が解説します

目的別撮影に必要なのはどのタイプ?

 さて今回の特別企画では今まで撮影してきた中で管理人の私、園長が普段やってることと中心に体験してきたことを話していこうと思います
 
私はカメラに興味を持ったのは結構遅くフィルム時代はほとんど撮影していません、デジタルカメラの時代になって初めて手にしたカメラがノートパソコンのSONY VAIO X1CEというものでして41万画素の内蔵カメラでした
 
その後に富士フィルムプリンカム(finepix PR21 230万画素)でマシンの撮影を始めました
 
 その後いくつかのコンデジを買い替えて行きましたがこのあたりからは広角から望遠が撮れる「ネオ一眼」と呼ばれるモデルを使うようになりました
 
見た目は一眼カメラのような姿で手動でリングを回してシャッタースピード、絞り等を調整して撮影ができるようになりました、打率は低かったですが走行写真もそれなりに撮れるようになりましたこの頃で画素数は1000万画素に届くか届かないか位ですね
 
コンデジのいいところは広角から望遠までレンズ交換なしで撮影できる事
ピットの中やコース上で撮影する際24~28㎜の画角から観戦席から望遠機能を活用して迫力のある絵を撮る事ができます

 

今販売されている高級コンデジではなく中古で5万以下で24㎜から600㎜近くまで撮れるものがありますのでそちらを選ぶのもいい選択肢です
 
次に画素数今はスマートフォンでも4000万画素以上の物もあるみたいですが1000万画素以上あれば、スマホやタブレットで見る分には全く問題ないでしょう、ソニーのフルサイズミラーレス、α7sⅢでも1200万画素程度で実用的には問題ありません、ただしトリミングや写真を引き伸ばしたい人は2000万画素あれば安心ですね
 
次にf値の低いレンズを選ぶこと、スマートフォンがなぜ明るい写真を撮れるかといいますとf値の低いレンズを使っているからですね、コンデジもf2.8から撮れるものも多くありますので実用面では問題ないでしょう

 

そしてファインダーがあるモデルを選ぶこと、ここからは本格的なカメラと共通する話になるのですが、ファインダーがあるカメラでは脇を締めて撮るので手振れが少なくなります、スマホで手を伸ばした状態でシャッターボタンを押すと最初に狙った写真からずれたポイントでシャッターを切ることが多くなります


ここからは本格的なカメラの話、レンズ交換式のカメラの場合やはり問題になるのは予算ですコンデジなら安価で超望遠の世界が手に入りますがレンズはカメラ本体よりも高くなることが多く迫力のある写真を撮ろうと思えば高額の出費を覚悟することになります
 
おすすめはAPS-Cに300㎜の望遠レンズを中古でそろえる事、フルサイズ35㎜換算で450㎜の世界が撮れるようになります、上手く探せば10万円程度で流し撮りも撮れるようになります出来れば旧型でもフラグシップ機、秒間10コマ程度撮れるなら実用面で問題ないでしょう

 

次にフルサイズの場合APS-Cモードがついてるカメラなら実質カメラ2台もちと変わりません、クロップするので画質(画素数)は落ちますがクロップして1200万画素以上あれば大丈夫でしょう
 
ちなみに私はソニーのα7Ⅳとタムロンの300㎜をサーキットに持ち込んでいますがクロップして450㎜これでも足りません、本格的に撮影するならさらに予算を割くことになりますが使用頻度を考えると450㎜で撮影できるポイントに行きます

 

次に動画機能ですが本当に4K60Pとか必要ですか?
FHDでブルーレイの画質並みですので動画メインで撮影する人以外オーバースペック使用用途を考えてみるのもいいでしょう
 
当然画素数が上がり動画も高画質で撮るとなるとPCなどの周辺環境もお金をかけないと行けなくなります
 


園長の基本的な撮り方

レーシングマシンの展示スペースにも寄りますが十分なスペースがある場合様々な角度から撮るようにしています
 
そして3枚ワンセットでシャッターを切ります
そのパターンはいろいろありますが一番多いのはブラケット撮影で露出の異なる写真をマイナス→0→プラスの3枚撮影します(単位は0.3刻みが多いですがα7Ⅳの場合もう少し大きく変えてもいいかもしれません)
 
ブラケット撮影も色々あってホワイトバランスの異なる撮影や露出の異なる撮影などがありますが屋外で撮影する場合マイナス側の時の方がマシンの色味がいい時もあります
 
屋内撮影の場合シャッタースピードを遅くすれば明るく撮れますが手振れの心配も出てくる、そうなった時はf値を開放側にしてシャッタースピードを稼ぐ方法もマシンをシッカリ撮って背景をぼかすかf値の明るいレンズを使って絞って画面全体をびしっと撮るかはお好みですね
 
どうしても手持ちのカメラで上手くいかない場合はスマホを頼る
何も考えずに撮影してもそれなりに上手く撮れるのが現在のスマホの恐ろしいところであり面白くないところ
 
暗い場所でも、ちょっとひと手間(ワンタッチ)できれいに撮れるので抑えでスマホで撮影するこれ結構助かってます
 
動画も一応iPhone6s以降なら4K撮影出来ますしカメラの設定でアワアワするならスマホで撮ってしまうのも正解なのですよ
 
 
 
 
 

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